アズマヒキガエルの駆除について

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 国内外来種(もともと北海道にいなかった生き物)であるアズマヒキガエルの繁殖時期(5月上旬から下旬)を迎えます。
 このカエルは日常生活に大きな影響を及ぼすものではありませんが、長期的にみて従来の生態系へ及ぼす影響が懸念されるため、北海道の指定外来種に指定されました。(平成27年12月18日指定、平成28年6月19日施行)

効果的な駆除方法と時期

ひも状の卵塊
ひも状の卵塊
 浅い池の場合、繁殖時期(5月上旬から下旬)に、ふ化する前の卵の塊(ひも状)を池などから上に引き上げたり、黒色の小型で群れをなすオタマジャクシを網ですくい出して乾燥死させる方法が効果的です。
繁殖期以外は、雑木林や民家の庭などに住みついており庭仕事などの時に見かけますが、夜行性のため成体になってからの駆除には多大な労力が必要です。
土着のカエルと見分けられないときや、異常な大発生を見つけたときは、下記担当窓口へご連絡ください。

アズマヒキガエルの特徴

アズマヒキガエルの成体
アズマヒキガエルの成体
 日本に生息する大型のカエル、色は主に赤茶色で、焦げ茶色や黄土色などに体色変異があります。
 人に害を与える生き物ではありませんが、成体に触れるとかぶれる場合があるため素手で触らないようにしてください。

指定外来種

 アズマヒキガエルは、北海道生物の多様性保全に関する条例の改正により北海道の指定外来種に指定されましたので、飼養する場合は知事が定める特定飼養等施設に収容し、逃げ出さないようにしなければなりません。
 また、生息地以外に放つことも禁止され、道の指導や命令に従わない場合は罰則の対象となります。

目撃情報の調査結果について

 北海道は2018年にアズマヒキガエルの目撃情報の調査を実施しました。
 調査結果は、下記のリンク先をご参照ください。

問合わせ先・担当窓口

市民福祉部 市民生活課 環境衛生係