田んぼダムの防災・減災機能

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田んぼダムとは

試験田
 田んぼダムとは、水田がもともと持っている水を貯める機能を利用して、水田の排水口に調整板を設置することにより一時的に水田に雨水を貯め、時間をかけてゆっくりと排水路に流すことです。
 この排水路や河川への水の流出を抑制する取り組みにより、排水路や河川の急激な水位の上昇を抑え、地域住民や下流域の洪水被害を軽減します。
 田んぼダムは、農業者のみなさんの協力があって大きな効果を発揮するものです。

田んぼダムの構造と仕組み

イメージ図

田んぼダムの効果

 深川市内の水田面積は約8,500ヘクタールですが、その半分の面積で大雨時に10センチメートル雨水を貯留した場合は、東京ドーム3.4杯分に相当する425万立方メートルもの雨水を貯めることができます。

田んぼダム取り組みへのご理解とご協力のお願い

 農業者のみなさんには、収穫への影響が出る可能性や畦が崩壊した際の補償がありませんが、田んぼダムの取り組みにご理解とご協力をお願いいたします。
 また、農業者が田んぼダムに取り組んでくれていることを理解していただき、市民のみなさんも豪雨の際には節水に心がけるなど浸水対策にご協力をお願いします。

問合わせ先・担当窓口

企画総務部 総務課 自治防災係