エコドライブしてみませんか?

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エコドライブは、環境負荷の軽減に配慮した自動車の運転です。
自動車は同じ距離を移動するにも、運転方法などによって燃料の消費に影響し、二酸化炭素の排出量も変化します。
地球温暖化防止や大気汚染対策のため、エコドライブに取り組んでみませんか。
11月はエコドライブ推進月間です。地球と財布にやさしいエコドライブを始めましょう。

エコドライブ10のすすめ

エコドライブを行うために、エコドライブ普及連絡会では、次の10のポイントをすすめています。
できる項目から実施し、無理なく継続することが大事です。
実際の運転では、車の流れにのり交通法規を守り安全優先で走行しましょう。

ふんわりアクセル「eスタート」

発進時は、穏やかにアクセルを踏んで発進を。安全運転にもつながります。やさしいアクセル操作を心がけましょう。また、冬道でのふんわりスタートは、タイヤのスリップを抑え、発進をスムーズにします。

発進から5秒で時速20キロメートルになるくらいが目安です。燃費が10%程度改善します。

加速・減速を少なく

速くなったり遅くなったり、速度にムラのある運転は燃費が悪化します。走行中は車間距離に余裕をもち、一定の速度で走ることを心がけましょう。

速度にムラのある運転をすると、市街地で2%程度、郊外で6%程度燃費が悪化します。
 

早めにアクセルOFF

停止や減速、下り坂では、早めにアクセルを戻しエンジンブレーキを活用しましょう。冬道でのエンジンブレーキは、タイヤのスリップを防ぎ、安全運転につながります。

エンジンブレーキを使うと、燃料の供給が停止され、2%程度燃費が改善します。

エアコンの使用は控えめに

こまめに温度・風量を調整し、車内を冷やしすぎないようにしましょう。暖房だけが必要な時は、エアコンスイッチをOFFにしましょう。

温度設定を外気と同じ25℃でエアコンをつけたままにした場合、12%程度燃費が悪化します。

駐停車時はアイドリング・ストップ

待ち合わせや荷物の積みおろしなどの時は、アイドリング・ストップを。現在の乗用車では、-20℃程度の極寒冷地などを除き、基本的に暖機運転は不要です。エンジンをかけたらすぐに出発しましょう。

お出かけ前に道路交通情報をチェック

お出かけ前に地図やカーナビを活用して走行ルートを確認しましょう。渋滞・交通規制などの道路交通情報をチェックして渋滞を避け、燃料と時間を節約しましょう。

1時間のドライブで道に迷い、10分間余計に走行すると、17%程度の燃料を消費します。

タイヤの空気圧はこまめにチェック

タイヤの空気圧が適正値より不足すると燃費が悪化するだけでなく、走行性能が低下したり、タイヤの寿命を縮めるなどの悪影響も。エンジンオイル、オイルフィルタ、エアクリーナエレメントなどの定期的な交換によっても燃費が改善します。こまめなチェックを心がけましょう。

空気圧が適正より50キロパスカル(0.5キログラム/平方センチメートル)不足すると、市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化します。

不要な荷物はおろしましょう

車に積み込む荷物の重量は、燃費に影響します。運ぶ必要のない荷物は車からおろして走りましょう。また、車の燃費は、空気抵抗にも敏感。スキーキャリアなどの外装品は、使用しない時には外しましょう。

100キログラムの荷物を載せて走ると、3%程度燃費が悪化します。

駐車する場所に注意

交通の妨げになる場所での駐車は、交通渋滞をもたらし、他の車の燃費を悪化させます。渋滞や交通事故の原因にもなる迷惑駐車はやめましょう。

燃費を把握してエコを実感

自分の車の燃費を把握することを習慣にしましょう。日々の燃費を把握すると、自分のエコドライブ効果が実感できます。車の燃費計、インターネットでの燃費管理などを使うと便利です。

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市民福祉部 市民生活課 環境衛生係