油漏れ事故にご注意ください!
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屋外に設置している灯油タンクや暖房機器に接続している配管などからの油漏れ事故が発生しています。原因は、配管の変形、サビ付き、草刈作業等による切断、落雪によるタンクや配管の損傷などが考えられます。
油漏れ事故は原因者(起こした人)または施設管理者の責任となります。処理にかかる費用は高額になる場合がほとんどで、その費用は原因者または施設管理者が負担しなければなりません。
油漏れ事故による被害
事故の発生による被害は次のようなことが考えられます。
- 地中への染み込みにより、水道管に浸透し水道水に油臭がついたり、下水道管を汚染する場合があります。
- 飲用等に使用している地下水や上水道が汚染すると、生活水として使用できなくなります。
- 下水道管(雨水管)や道路側溝を通じ河川や農業用水を汚染すると被害は甚大になります。
- これらの処理にかかる費用は、全て原因者または施設管理者が負担しなければなりません。さらに、その被害に対する賠償を求められる場合があります。
油漏れ事故を予防しましょう
事故を予防するため定期的にチェックしましょう
- 灯油の減り具合が以前より多くなっていませんか。
- 灯油タンクなどの配管に変形はありませんか。
- タンクに小さな穴が空いていませんか。
- タンクや配管などはサビついていませんか。
- オイルストレーナーにひび割れはありませんか。
- ゴム管に亀裂はありませんか。
- タンクが傾いたり、脚部が歪んだりしていませんか。
- 配管を切断するような障害物が近くにありませんか。
- 落雪による損傷の心配はありませんか。
配管等を切断しないように注意しましょう
- 草刈り、除雪などの作業中に誤って切断しないように注意しましょう。
- 冬期間は、配管が雪に埋もれるため目印となるものを立てましょう。
- 落雪や剥がれ落ちた壁などが原因で、配管を切断する事故が発生しています。灯油タンクや配管の損傷を防ぐため、家屋から放した場所に設置しましょう。
油漏れ事故が発生したら
次のことに留意し、応急措置を施してください。
- 元栓を閉め、受け皿を置くなど油の流出を止めましょう。
- 油を水で流すと被害が拡大します。絶対に水で流さないでください。
- 布や新聞紙でふき取って回収するか、堰などで流出を止める措置をしてください。
速やかに下記へ連絡してください
- 消防署予防課予防係(電話0164-22-2814)
- 施設管理者が明らかな場合(事故の発生場所により管理者が異なります。)
- 国が管理する河川は、札幌開発建設部滝川河川事務所(電話0125-76-2211)
- 国が管理する道路は、札幌開発建設部深川道路事務所(電話0164-25-1155)
- 道が管理する河川及び道路は、札幌建設管理部深川出張所(電話0164-22-1411)
- 市が管理する河川及び道路は、都市建設課維持管理係(電話0164-26-2313)
- 管理者が判明しない場合は、市民生活課環境衛生係(電話0164-26-2444)
- 敷地外の公共用水域への流出が認められる場合またはその恐れがある場合は、都市建設課維持管理係(電話0164-26-2313)
- 事業者の管理する敷地または原因者が事業主の場合は、市民生活課環境衛生係(電話0164-26-2444)
- 給油取引業者(対応を依頼する場合)
油漏れ事故、水質事故を発見したら
油漏れや水質事故等を発見したら、上記の連絡先に連絡してください。
連絡内容
- 発生(発見)の日時
- 場所(住所)
- 氏名(事業所名)
- 流出状況
問合わせ先・担当窓口
市民福祉部 市民生活課 環境衛生係
- 電話:0164-26-2444
- ファクシミリ:0164-22-8134
- お問い合わせフォーム