第7期 深川市障がい福祉計画・第3期 深川市障がい児福祉計画

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深川市では、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に規定される、障害福祉サービス及び相談支援並びに地域生活支援事業の提供体制の在り方を定める「障害福祉計画」と、児童福祉法に規定される、障害児通所支援及び障害児相談支援の提供体制の在り方を定める「障害児福祉計画」に関して、2024年度から2026年度を計画期間とする「第7期深川市障がい福祉計画・第3期深川市障がい児福祉計画」として一体的に策定しました。

計画の基本理念

第4次深川市障がい者計画に掲げる目標と同じく、障がいや障がいのある人に対する市民の理解を促進し、障がいのある人とない人の地域の中での交流や、まちづくり・地域づくりへの参加を進め、障がいの有無にかかわらず、一人ひとりの市民が、社会の一員としてその役割と責任を担いながら、住み慣れた地域で、「ともに学び ともに働き ともに暮らす 共生社会の実現」を目指すことを基本理念としています。

計画の基本方針

1.障がいのある人の自己決定の尊重と意思決定の支援

共生社会の実現のために障がいの種別や程度にかかわらず、障がいのある人が自分の住みたい場所に住み、必要とする障がい福祉サービスその他の支援を受けながら自立と社会参加が実現できるよう、自己決定を尊重するとともに意思決定の支援に配慮します。

2.市を基本とした身近な実施主体と障がいの種別によらない一元的な障がい福祉サービスの実施等

発達障がい者や高次脳機能障がい者、難病患者についても障がい福祉サービス等の対象に含まれることを引き続き周知するとともに、障がいのある人がその種別にかかわらず、必要な障がい福祉サービスをできる限り深川市において利用することができるようサービス提供体制の充実を図ります。

3.入所等から地域生活への移行、地域生活の継続の支援、就労支援等の課題に対応したサービス提供体制の整備

障がいのある人の自立支援の観点から、入院や施設入所からの地域生活への移行、地域生活の継続の支援、就労支援といった課題に対応するため、地域の社会資源を最大限に活用するとともに地域生活支援の拠点づくりをはじめとした障がいのある人の生活を地域全体で支えるサービス提供体制の整備を推進します。

4.障がい児の健やかな育成のための発達支援

障がい児及びその家族に対し、障がいの疑いがある段階から身近な地域で支援できるように、障がい種別にかかわらず、質の高い専門的な発達支援を行う障がい児通所支援等の充実を図るとともに、北海道の適切な支援等を通じて地域支援体制の構築を図ります。また、障がい児のライフステージに沿って、関係機関が連携を図り、切れ目の無い一貫した支援を提供する体制の構築を図ります。

5.地域共生社会の実現に向けた取り組み

地域のあらゆる住民が「支え手」と「受け手」に分かれるのではなく、地域、暮らし、生きがいをともに創り、高め合うことができる地域共生社会の実現に向け、地域住民が主体的に地域づくりに取り組むための仕組み作りや、地域の実情に応じた、制度の縦割りを超えた柔軟なサービスの確保等に係る取り組み、さらに、専門的な支援を要する者に対して、各関連分野が共通の理解に基づき協働する、包括的な支援体制の構築を進めます。

関連書類

問合わせ先・担当窓口

市民福祉部 社会福祉課 障がい福祉係