令和5年度 全国学力・学習状況調査結果

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令和5年度 全国学力・学習状況調査の結果についてお知らせします。

全国学力・学習状況調査の概要

小学校6年生と中学校3年生を対象に「全国学力・学習状況調査」が行われましたので、その概要などをお知らせします。
  • 実施日:令和5年4月18日(火曜日)
  • 対象学年・人数:小学6年生 100人、中学3年生 107人
  • 調査の内容
    • 教科に関する調査
      • 小学校 国語、算数
      • 中学校 国語、数学、英語
    • 質問紙調査:学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面などに関する調査

教科に関する調査の結果(平均正答率)


小学6年生
  国語 算数
全国 67.2% 62.5%
北海道 66% 61%
深川市 69% 69%
国語の平均正答率は、全国に比べ1.8ポイント、北海道に比べ3.0ポイント上回りました。。
算数は全国に比べ6.5ポイント、北海道に比べ8.0ポイントと大幅に上回りました。

中学3年生
  国語 数学 英語
全国 69.8% 51.0% 45.6%
北海道 69% 49% 44%
深川市 69% 49% 41%
国語の平均正答率は、全国に比べ0.8ポイント下回りましたが、北海道と同程度でした。
数学は全国に比べ2.0ポイント下回りましたが、北海道と同程度でした。
英語は全国に比べ、4.6ポイント、北海道に比べ3.0ポイント下回りました。

※北海道と深川市の小数点以下は国から公表されていません。


質問紙調査の結果(主な内容)

 基本的な生活習慣である毎日同じ時間に起床していると答えた小学生は、全国を上回り中学生は下回りました。毎日同じ時間に就寝している小中学生は全国を上回り、毎日朝食を食べている小学生は、全国を下回り中学生は上回りました。学校の授業以外で平日に1日当たり1時間以上学習する小学生は48.0%で、全国(57.1%)・北海道(52.4%)の平均を大きく下回り、中学生においても50.0%と全国(65.8%)・北海道(59.0%)の平均を大きく下回りました。しかし、読書の時間は小中学生ともに、全国・北海道の平均を上回りました。
 また、学級の友達(児童生徒)との間で話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり広げたりすることができている小学生は93.0%と、全国(81.8%)・北海道(82.4%)の平均を大きく上回り、中学生においても82.4%と全国(79.7%)・北海道(79.2%)を上回りました。
学校の授業以外で平日に1時間以上学習すると答えた割合

小学6年生 中学3年生
全国 57.1% 65.8%
北海道 52.4% 59.0%
深川市 48.0% 50.0%

今後の対応

  教育委員会として、今回の結果からこれまでの各学校の状況や課題を明確にした上で、学力向上を図るため毎年作成している「深川市学校改善プラン」を見直し、今後の改善策について各学校や家庭、地域と連携した取り組みを進めます。具体的には、小学生を対象としたチャレンジ深川や放課後教室、中学3年生を対象とした放課後教室を実施します。
 各学校では、各種テストなどの結果を分析するほか、授業や生徒指導を含めた総合的な「学校改善プラン」の改定に取り組み、学校全体での改善に努めます。 
また、質問紙調査では、ICT(情報通信技術)機器の活用は勉強に役立つと答えた小学生は99.0%で、中学生では93.5%であったことから、引き続きICT機器を活用した「わかる・できる授業」を展開していきます。
 規則正しい生活や家庭学習を習慣化させることは、学力と深く関連しますので、引き続き学校・家庭・地域の連携を深め、児童・生徒の健やかな育成を目指して取り組んで行きます。
話し合う活動を通じて自分の考えを深めたり広げたりできていると答えた割合
  小学6年生 中学3年生
全国 81.8% 79.7%
北海道 82.4% 79.2%
深川市 93.0% 82.4%

問合わせ先・担当窓口

教育委員会 学務課 学校教育係