令和6年度 全国学力・学習状況調査結果

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令和6年度 全国学力・学習状況調査の結果についてお知らせします。

全国学力・学習状況調査の概要

小学校6年生と中学校3年生を対象に「全国学力・学習状況調査」が行われましたので、その概要などをお知らせします。
  • 実施日:令和6年4月18日(木曜日)
  • 対象学年・人数:小学6年生 116人(質問調査118人)、中学3年生 100人
  • 調査の内容
    • 教科に関する調査
      • 小学校 国語、算数
      • 中学校 国語、数学
    • 質問調査:学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面などに関する調査

教科に関する調査の結果(平均正答率)


小学6年生
  国語 算数
全国 67.7% 63.4%
北海道 67.0% 61.0%
深川市 67.0% 60.0%
国語の平均正答率は、全国に比べ0.7ポイント下回りましたが、北海道と同程度でした。
算数は全国に比べ3.4ポイント、北海道に比べ1.0ポイント下回りました。

中学3年生
  国語 数学
全国 58.1% 52.5%
北海道 58.0% 51.0%
深川市 61.0% 52.0%
国語の平均正答率は、全国に比べ2.9ポイント、北海道に比べ3.0ポイント上回りました。
数学は全国に比べ0.5ポイント下回りましたが、北海道に比べ1.0ポイント上回りました。

質問調査の結果(主な内容)

 基本的な生活習慣である「毎日同じ時間に起床している」と答えた小学生は、全国を2.6ポイント下回り、中学生は0.9ポイント上回りました。「毎日同じ時間に就寝している」小中学生は全国を2.4ポイント下回りました。「毎日朝食を食べている」小学生は全国を1.3ポイント下回り、中学生は4.4ポイント下回りました。
 「学校の授業以外で平日に1日当たり1時間以上学習する」小学生は40.7%で、全国(54.6%)・北海道(52.4%)の平均を大きく下回り、中学生においても41.5%と全国(64.3%)・北海道(57.0%)の平均を大きく下回りました。
 また、「学級の友達(児童生徒)との間で話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり広げたりすることができている」小学生は90.7%と、全国(86.3%)・北海道(86.7%)の平均を上回り、中学生においても93.4%と全国(86.1%)・北海道(86.2%)を大きく上回りました。
学校の授業以外で平日に1時間以上学習すると答えた割合
  小学6年生 中学3年生
全国 54.6% 64.3%
北海道 52.4% 57.0%
深川市 40.7% 41.5%

話し合う活動を通じて自分の考えを深めたり広げたりできていると答えた割合
   小学6年生  中学3年生
全国   86.3%  86.1%
北海道  86.7%  86.2%
深川市  90.7%  93.4%

今後の対応

  教育委員会として、今回の結果からこれまでの各学校の状況や課題を明確にした上で、学力向上を図るため毎年作成している「深川市学校改善プラン」を見直し、今後の改善策について各学校や家庭、地域と連携した取り組みを進めます。
 各学校では、各種テストなどの結果を分析するほか、授業や生徒指導を含めた総合的な「学校改善プラン」の改定に取り組み、学校全体での改善に努めます。 
 また、質問調査では、ICT(情報通信技術)機器を授業時間や授業以外の時間に学習に利用することについては、ともに全国・北海道を上回っていますが、反面、「平日に2時間以上、テレビゲームをする」「平日に2時間以上、携帯電話やスマートフォンでSNSや動画視聴をする」と答えた割合は全国と比べて高く、その影響から一日の家庭学習等の時間が全国平均を大きく下回っていると考えられます。
 規則正しい生活や家庭学習を習慣化させることは、学力と深く関連しますので、引き続き学校・家庭・地域の連携を深め、児童・生徒の健やかな育成を目指して取り組んで行きます。
平日に2時間以上、テレビゲームをすると答えた割合
  小学6年生 中学3年生
全国 49.2% 48.9%
北海道 55.6% 52.2%
深川市 63.6% 50.1%

平日に2時間以上、携帯電話やスマートフォンでSNSや動画視聴をすると答えた割合
  小学6年生 中学3年生
全国 33.8 55.9
北海道 39.3 61.1
深川市 44.1 63.2

問合わせ先・担当窓口

教育委員会 学務課 学校教育係