深川市複合施設建設工事の進捗状況を随時お知らせします。
工事期間中は近隣の皆様をはじめ、市民の皆様にご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
1階床コンクリート打設工事、外部足場設置(令和7年8月)
1階の床部分の配筋工事が完了し、コンクリートを打設しました。また、柱や壁、梁などの配筋作業や型枠作業を行うために外部足場を設置しました。その後、1階の壁や柱の配筋作業が完了し、型枠の設置を進めています。
9月中には1階の躯体(柱や壁、梁)と2階の床のコンクリートを打設する予定です。
画像スライド集
1階床配筋工事(定点カメラ)
1階床配筋工事
1階床の配筋工事が完了した状況です。鉄筋の上は歩きにくいため、オレンジ色の樹脂製マットを敷いて通路としています。
屋外の排水ます設置工事
排水ますを屋外に設置しています。建物からの汚水は配管を通って道路に埋設されている下水道本管に流れます。
配管内で詰まることがないように適切な勾配で施工することが重要です。
床コンセント等の確認
床のコンクリートに埋め込みとなるフロアコンセントの位置を確認しています。床のコンクリート打設後には位置を変えることができないため、図面とずれがないか現地で確認します。
床コンクリート打設
1階床のコンクリートを打設しています。品質の高い仕上がりとするため、たくさんの職人さんが作業します。
左官状況
職人さんが所定の厚みになるように高さを確認しながらトンボで平滑に均します。
コンクリート打設完了
1階床コンクリートの打設が完了した状況です。
墨の確認
床コンクリート打設後は次工程の壁や柱の配筋作業に入るため、建物の通り芯の位置を示す墨出しを行います。写真はその墨が正しい位置となっているか確認しています。
外部足場の設置
1階の梁や2階の床の配筋作業を行うため、外部足場が設置されました。
階段型枠
階段の型枠を設置しています。写真は1階まんなかリビングの南側の階段3です。
丸柱の型枠
建物北西部分の庇を支える丸柱の型枠です。木板を円形に加工して中にコンクリートを流し、丸い柱を作ります。
外部足場上部(北西側)から撮影
壁や柱、梁の型枠及び鉄筋が確認できます。9月中には1階躯体のコンクリートを打設する予定です。
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基礎の型枠設置・コンクリート打設工事(令和7年7月)
基礎部分の配筋工事が完了しましたので、型枠を設置しコンクリートを打設します。併せて、雨水管や汚水管などの配管工事を進めていきます。
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型枠設置工事(定点カメラ)
型枠設置
組み上げた配筋にコンクリートを流し込むための型枠を設置します。
コンクリート打設
コンクリートポンプ車でコンクリートを打設します。基礎部分の打設は、2台のポンプ車で丸一日かかりました。
コンクリート打設状況
ポンプ車からのホースを引き込み、型枠の上からコンクリートを流し込みます。
コンクリート打設その2
型枠にコンクリートの流し込みが完了しました。この状態でコンクリートが固まるまで5日間程度待ちます。
型枠ばらし
コンクリートが固まったことを確認し、型枠をばらします。大きな固まりがフーチングになります。
基礎コンクリートの配管
配筋施工時に設置していた配管用の塩ビ管が確認できます。今後の電気及び設備工事での配管の際は、この管を活用します。
雨水管の接続
歩道を一部掘削し、道路に埋設されている雨水管に接続します。接続後は管の周囲を埋め戻し現状に復旧します。このほか、電気や水道管などの埋設管も随時接続していきます。
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基礎の配筋工事(令和7年7月)
7月から基礎部分の配筋工事を始めました。埋め込んだコンクリート杭との接合部は、建物の荷重を分散し適切に杭に伝わるよう、底部が広がった形状(フーチング)としています。また、複合施設が面している市道蓬莱通線は無電柱化区間のため、地中に埋設された電気や通信のケーブルを接続するためのコンクリート升(ハンドホール)を設置しました。
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基礎配筋工事(定点カメラ)
配筋施工状況1
配筋を組むのと並行して、作業をしやすくするため足場も組んでいきます。
鉄筋のガス圧接
鉄筋の長さを増すために、鉄筋をガス圧接で接合します。ガス圧接継手は、鉄筋の端面同士を突き合わせ、酸素・アセチレン炎で加熱すると同時に軸方向に圧縮力を加えて加圧する工法です。
フーチングの配筋
フーチングは建物の基礎の一部で、底面が広がるように設計された部分のことです。建物の荷重を分散させ、地盤への負担を軽減する役割があります。T字を逆さまにしたような形状の底辺部分を指します。
基礎部分の配管
基礎を含めコンクリートの躯体には、あらかじめ水道管や電気のケーブルなどを通せるよう、塩ビ管を埋め込んでおきます。
耐圧盤コンクリート打設
耐圧盤コンクリートは、建物の重さを支える役割を持つ床(底)になります。建物の底全体で荷重を受ければ均等に力が加わって建物が沈みにくくなります。
コンクリートのスランプ検査
スランプ検査は、スランプコーンという円錐形の型枠に生コンクリートを詰め、引き抜いた時の変形量を測定することで、コンクリートが適切な流動性になっているかを確認します。
外構の位置・高さ確認
外構(駐車場)の位置や高さを確認するため、測量を行います。
ハンドホールの設置
無電柱化区間のため、地中に埋設された電気や通信のケーブルを接続するためのコンクリート升(ハンドホール)を設置します。ここからさらに建物まで引き込みます。
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基礎の掘削工事(令和7年6月)
6月から建物の基礎を作るための掘削工事を始めました。掘削後は、地盤を平滑に整えるための「捨てコンクリート」を流し込みます。また、コンクリート杭を固定する際に注入したセメントミルクの圧縮強度試験を行いました。
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掘削工事(定点カメラ)
掘削状況(西側からのアングル)
埋め込んだコンクリート杭を掘り出しながら掘削を進めます。
北側(線路側)には掘削面が崩れないように土留めを設置しています。
掘削状況(東側からのアングル)
北側から南側に向かって掘削を進めています。掘削の深さは地表面から2mになります。
掘削後全景
掘削が完了しました。あちこちに埋め込んだコンクリート杭の頭が見えます。
掘り出したコンクリート杭の頭
コンクリート杭の頭は、これから施工する基礎と接続するためきれいに整えます。(杭頭処理)
捨てコンクリート施工
捨てコンクリートは、地盤を平らに均し、墨出し(基準線の表示)や型枠設置を容易にするために打設される厚さ5㎝程度のコンクリートです。
セメントミルクの圧縮強度試験
コンクリート杭を固定しているセメントミルクの圧縮強度試験を行い、所定の強度に達しているか確認します。
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基礎工事(杭基礎)が始まりました。(令和7年5月)
複合施設では、事前の地盤調査の結果、建物を支える支持層(地盤)まで深さがあるため、杭基礎(埋め込み杭工法)としました。
最初に杭を埋め込む穴をオーガーというドリル形状の機材で掘削した後、セメントミルクを注入し、コンクリート杭を埋め込んで固めます。
コンクリート杭は全部で40本埋め込みます。
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杭基礎工事(定点カメラ)
埋め込むコンクリート杭1
支持層に到達する長さ6メートルのコンクリート杭。
埋め込むコンクリート杭2
コンクリート杭の直径は一番太い部分で1メートルになります。
穴を掘削するオーガーの先端
オーガーは埋め込む杭に併せて、直径1.1メートルの穴が掘れます。
アースオーガーによる掘削
螺旋状のオーガーで土砂を排出しながら支持層に到達するまで掘削します。
セメントミルクを製造するバッチャープラント
現場にバッチャープラントを設置し、セメントミルクを製造して掘削した穴に流し込みます。
奥の黒い水槽に水を溜め、手前の青い塔に入れたセメントと混ぜ合わせます。
コンクリート杭の埋め込み
オーガーで掘削した穴にコンクリート杭を埋め込みます。
コンクリート杭の深度等の確認
コンクリート杭が想定した深さまで到達しているか、芯がずれていないかなどを確認します。
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複合施設建設工事が始まりました。(令和7年5月)
令和7年5月初旬、複合施設建設工事が始まりました。
はじめに建物や基礎の位置、高さなどを定めるやり方出しを行うとともに、仮囲いを設置します。
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着工前の様子(定点カメラ)
やり方出しを行い、仮囲い設置の準備をしています。
着工前の様子(東側)
着工前の様子(西側)
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