摂食障害かもしれないと気づいたら・・・

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  摂食障害とは食事の量や食べ方など、食事に関連した行動の異常が続き、体重や体型のとらえ方などを中心に、心と体の両方に影響が及ぶ病気をまとめて呼びます。10代から20代の若者がかかることが多く、女性の割合が高い傾向がありますが、年代や性別を問わず誰でもかかりうる病気です。
 症状は人によりざまざまですが、必要な量の食事を食べられない、自分ではコントロールできずに食べ過ぎる、いったん飲み込んだ食べ物を意図的に吐いてしまうなどがあります。時には生命の危機がある深刻な病気のため、早期に病院の受診や専門の相談機関へ相談するなど適切な治療・支援が必要です。

どこからが摂食障害なの?

  本人や周囲は単なるダイエットや大食いと捉えがちで、摂食障害に気づかれにくいこともありますが、以下の状況に当てはまる場合は、摂食障害の可能性があります。
  • 食べた後に自ら吐いているのを見た。
  • 痩せていると思うが、本人は自覚していない。
  • 食事の内容にこだわりがあり、食事の提供や買い物に苦労している。
  • 食べ出すと止められない様子があり、家の食べ物が一気になくなる。
  • 本人は痩せたいわけではないのに、食事や飲み込むことを恐がっている。
  • 食事にとらわれることで学業や就労などに支障が出ていると感じる。
  • 食事に関する問題ばかりが気になり、本人との日々のコミュニケーションの取り方がわからない。

早期発見・早期治療のために

  症状はさまざまですが、体重や食事、栄養面だけの問題ではないため、誰にも相談できず、悩んでいるかもしれません。適切な治療・支援に繋がれば、回復が可能です。症状が大きく、長くならないうちに気づいたら、できるだけ早く病院の受診や専門の相談機関への相談をおすすめします。

摂食障害について

問合わせ先・担当窓口

市民福祉部 健康・子ども課 健康推進係