結核予防週間について

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厚生労働省では、毎年9月24日〜30日を「結核予防週間」と定めて、結核に関する正しい知識の普及啓発を図ることとしています。

結核とは何ですか?

結核は、結核菌によって主に肺に炎症が起こる病気です。現在でも1日に58人の新しい患者が発生し、6人のかたが命を落としています。
世界では、総人口の約3分の1が結核に感染しており、毎年860万人が新たに発病し、130万人が亡くなっています。

症状は?

結核の初期症状は、あまりはっきりしたものではありません。咳や痰が2週間以上続いたり、体調が良くなったと思ったらまた悪くなったりします。
高齢のかたでは、体のだるさが続いたり、急に体重が減ったりしたら結核ということも考えられます。
2週間以上咳が続いたり、心当たりのあるかたは医療機関を受診しましょう。
咳が出るときは、マスクをつけましょう。

どうやって感染するの?

  • 重症の結核患者さんのくしゃみや咳などで結核菌が飛び散って、周りの人がそれを吸い込むことで感染します。
  • ただ、結核に感染しても必ずしも発病するわけではなく、通常は免疫力で結核菌が増えるのを抑えますが、免疫力で結核菌が増えるのを抑えられなくなると発病します。

どうやって予防しよう?

  • 抵抗力の低い赤ちゃんは、結核に感染すると重症になりやすく、命の危険もあります。生後3か月から6か月までに予防接種を受けましょう。
  • 睡眠を十分にとりましょう。
  • 適度な運動をしましょう。
  • 好き嫌いしないでバランスのとれた食事をしましょう。

結核に感染したら?

  • 2週間以上咳が続いたら、医療機関を受診しましょう。
  • 結核と診断されても、半年間毎日正しく薬を服用すれば治ります。症状が消えたからといって、治療途中で服薬をやめてしまうと治りません。決められた薬を正しく内服することがとても大切です。

対象者

市民のみなさん

問合わせ先・担当窓口

結核予防会

詳しくは、結核予防会のホームページをご参照ください。

市民福祉部 健康・子ども課 健康推進係