子宮頸がん予防(HPV)ワクチン接種について

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 平成25年度から子宮頸がん予防(HPV)ワクチンを定期接種として実施しています。
   
これまで、国の方針により積極的な勧奨は差し控えていましたが、最新の知見を踏まえ、HPVワクチンの安全性について特段の懸念がないこと、接種による有効性が副反応のリスクを上回ることなどが確認されたため、令和4年4月から積極的な勧奨が再開されました。
 この間に接種機会を逃したかたについては、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種することができます(キャッチアップ接種)

HPVワクチンについて

HPVワクチン

令和5年度から9価ワクチンが定期接種の対象となりました

 これまで2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)が定期接種の対象でしたが、令和5年度から、新たに9価ワクチン(シルガード9)が定期接種の対象となりました。9価ワクチンは、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPVの感染を予防することができます。
 

対象者

定期接種:小学校6年生から高校1年生に相当する女子
キャッチアップ接種:平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女性
※対象となるかたには、毎年4~5月頃に個別に案内を送っています

接種期間

キャッチアップ接種チラシ
定期接種:16歳になる年度の末日まで ※標準的な接種時期は中学1年生の間です
キャッチアップ接種:令和7年3月31日まで

キャッチアップ接種は令和7年3月31日までとなっております。接種は合計3回で(詳細は下記「接種回数・接種スケジュール」をご確認ください)、接種完了までに約6か月間かかるため、接種を希望するかたはお早めの接種をご検討ください。

指定医療機関

深川市立病院小児科、津田こどもクリニック
※深川市立病院で接種を希望するかたは、健康推進係(電話26-2609)までにご連絡ください

接種料金

無料(全額助成)

接種回数・接種スケジュール

 一般的な接種スケジュールは下記のとおりですが、接種する医療機関の主治医とご相談ください。
 これまでに2価または4価ワクチンを1回または2回接種している場合、原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしています。途中から9価ワクチンに変更することを希望する場合、医師とよく相談してください。なお、これまで同様、2価(4価)ワクチンを1回または2回接種し、途中から4価(2価)に変更することはできません。
一般的な接種スケジュール

積極的な勧奨の差し控え期間中に自費で接種したかたへ

 積極的な勧奨の差し控え期間中に、自費でHPVワクチンを接種したかたについては、接種費用の払い戻し(償還払い)を行っております。詳しくは下記のリンクをご覧ください。

問い合わせ先・担当窓口

厚生労働省ホームページに相談先一覧が記載されていますので、そちらをご参照ください。