深川市こども子育て条例
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深川市に暮らす全てのこどもは、次世代を担う「地域の宝」です。
そんなこどもを守るためには、こどもの意見を表明する権利や人権が保障され、家庭や地域の愛情に包まれながらのびのび成長することが大切で、地域社会全体で子育てを行う機運を高める必要があります。
また、愛情を感じたこどもが郷土に誇りや愛着を抱き、地域社会に貢献したいという想いを持つことに繋げるためにも、本市では子育て支援や権利の保障、子育て環境の充実を目指す基となる条例を制定しました。
条例においては、市、市民、事業者、学校、保護者などそれぞれの立場における役割を明記しておりますので、みなさまのご理解とご協力をお願いします。
そんなこどもを守るためには、こどもの意見を表明する権利や人権が保障され、家庭や地域の愛情に包まれながらのびのび成長することが大切で、地域社会全体で子育てを行う機運を高める必要があります。
また、愛情を感じたこどもが郷土に誇りや愛着を抱き、地域社会に貢献したいという想いを持つことに繋げるためにも、本市では子育て支援や権利の保障、子育て環境の充実を目指す基となる条例を制定しました。
条例においては、市、市民、事業者、学校、保護者などそれぞれの立場における役割を明記しておりますので、みなさまのご理解とご協力をお願いします。
条例制定にあたり

そこで本市では、市内の中学校・高校に通う学生を集め、「市長×市職員×市内中高生タウンミーティング」を開催し、中高生の本質的な想いや意見を聞き取り、条例の内容に盛り込みました。
※下記説明は抜粋しております。全文については、ページ下部のPDFデータをご覧ください。
基本理念(第3条)
- 医療、福祉、教育、交通、地域コミュニティなどのあらゆる分野で継続的かつ重層的な支援を行う
- こどもの意見や想いを尊重し利益を享受できるよう配慮
- こどもの成長に喜びを実感できる環境の確保
- こどもが差別や虐待などを受けないように人権を尊重
地域への誇り(第4条)
地域社会全体は、将来にわたり、深川市で生まれ育ったこどもに地域が誇る自然、文化、食、人柄に触れられる機会を提供するとともに、社会の変化や新しい文化を理解し、こどもと共に学び、育ち、地域への愛着を醸成するよう努めるものとします。
市の責務(第6条)
1 市は、基本理念にのっとり、国や他の地方公共団体及び関係機関と連携し、こども・子育て支援に関する総合的な施策を計画的に推進します。
2 市は、この条例の目的を達成するために、広報・啓発活動や必要な支援を行うとともに、地域社会全体の連携及び協働が図られるよう必要な措置を講じます。
3 市は、多様な困難を抱える家庭の状況把握に努め、権利と福祉を保障するための施策を関係機関と連携し推進します。
4 市は、公共施設について、こどもが利用しやすい環境整備に努めます。
保護者の役割(第7条)
1 保護者は、基本理念にのっとり、こどもの利益を第一に考え、こどもにとって家庭が自分らしく過ごせる居場所となるよう、愛情をもってこどもの成長及び発達に応じた養育を行うよう努めるものとします。
2 保護者は、家庭がこどもの人格形成に基本的な役割を果たすことを認識し、こどもが豊かな人間性及び社会性を身につけて成長していくために必要な協力を周囲から得て、より良い家庭環境をつくるよう努めるものとします。
市民等の役割(第8条)
市民等は、基本理念にのっとり、こどもへの支援の重要性について関心を持ち、理解を深めるとともに、こどもへの支援に関する施策に市と協働して、次に掲げる事項に取り組むよう努めるものとします。
(1) こどもが望む活動や、健やかに遊べる場の提供を積極的に行うこと。
(2) こどもが安心して暮らせる地域づくりを行うこと。
(3) コミュニティにこどもが能動的に参加できる居場所づくりを行うこと。
学校等の役割(第9条)
学校等は、こどもの成長及び発達に応じて、こどもが主体的に学び、育つことができるように努めるものとします。
事業者の役割(第10条)
1 事業者は、職場で働く保護者が仕事と子育てを両立できるよう、就労環境の整備に努めるものとします。
2 事業者は、それぞれの業種に応じて、教育、遊び、地域交流、健康増進などに寄与する事業に主体的に取り組み、こどもの成長を多方面から支援するよう努めるものとします。
こどもの社会参加(第11条)
1 地域社会全体は、こどもの年齢や発達段階に応じ、自らの考えや意見を表明できる社会参加の機会が保障される環境づくりや必要な情報提供に努めるとともに、こどもの主体的な活動を支援するよう努めるものとします。
2 市は、まちづくりに関し、こどもが意見を表明することができ、意見が反映される機会の確保に努めます。
条例全文
問合わせ先・担当窓口
市民福祉部 健康・子ども課 子育て支援係
- 電話:0164-26-2237
- ファクシミリ:0164-22-8134
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