深川市新庁舎建設工事の進捗状況について
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深川市新庁舎建設工事の進捗状況を随時お知らせします。
地下オイルタンク埋設(令和4年4月)
この地下オイルタンクから機械室内のボイラーや屋上の非常用発電機へ灯油を供給します。
【新庁舎の機能】
新庁舎では、停電時に最低で3日間、非常用発電機を稼働して、電力供給が可能となります。さらに太陽光発電設備を設けることにより、災害時に自立的な電力供給が可能となります。
これらの設備により、災害発生時には、災害対策本部を有する防災拠点として機能します。
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1階躯体・2階床コンクリート打設完了(令和4年4月)
今後は、約1か月ごとに2階、3階、4階の躯体と床の工事を進めていきます。
【仮囲いのイメージパネルについて】
市役所やデ・アイ利用者、市民の皆様に新庁舎について知っていただけるよう、施工者の企画提案により、工事現場に設置している北側仮囲いの壁面に、新庁舎の完成イメージや特徴を記載したパネルを展示しています。
また、深川フォトコンテストの最優秀賞作品(2016~2021)の写真パネルについても展示しています。
お通りの際は、ぜひご覧ください。
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上屋撤去(令和4年2月)
上屋の撤去により、新庁舎の大きさが具体的にわかるようになりました。
今後は上屋用に設置していた足場を解体したのち、埋め戻しを行い、1階の躯体を施工するための足場を組み立てます。
足場組立までは現庁舎とデ・アイの渡り廊下から工事現場を見渡すことができます。
【新庁舎の機能】
新庁舎は「環境に優しい庁舎」を基本方針に、高断熱化やエネルギー消費の少ない機器の採用、地中熱や太陽光の再生可能エネルギーの導入などに取り組んでいます。
これらの取り組みが評価を受け、空知管内の庁舎では初めて「ZEB Ready(ゼブ レディ)」の認証を取得しました。
詳しい内容については添付ファイル「新庁舎の特徴」をご覧ください。
~ZEBとは~
ネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略称で、快適な室内環境を実現しながら建物で使うエネルギー消費を実質ゼロにすることを目指した建物を表します。
今回認証を取得した「ZEB Ready」は、基準値と比べ1次消費エネルギー(石油や石炭、天然ガスなどの自然界から得られるエネルギー)を50%以上削減する建物です。
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基礎・1階床コンクリート打設完了(令和4年2月)
今年度予定していた工事は概ね完了し、今後は、今回打設したコンクリートの初期養生が終わり次第、上屋を解体し、掘削部分の埋戻しを進めていきます。
【新庁舎の機能】
新庁舎は災害時に防災拠点として十分に機能するよう、災害に備える機能を整備します。
その一つに、1階床下ピットに設ける水槽があります。
トイレ洗浄水などの雑用水は、雑用水槽に水を貯めて使用することで、水道から水の補給が絶たれた際にも3日分のトイレ洗浄水を確保します。
また、屋外排水管の断裂等により下水道が利用できなくなった場合には、トイレの床下ピットを緊急排水槽とすることで、5日分の排水を貯留できます。
この他にも様々な機能がありますので、特徴的なものは工事の進捗に合わせて随時紹介します。
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構造について(令和3年12月)
いよいよ本格的な降雪時期を迎え、深川市役所周辺も雪景色となりましたが、上屋を設置した工事現場では基礎工事が順調に進んでいます。
新庁舎の構造は、安全性・経済性・施工性等を総合的に検討し、鉄筋コンクリート造(RC造)を採用しました。(一部、大きなスパンを必要とする大会議室には高い強度を有するプレストレストコンクリート造(PC造)を取り入れています。)
また、新庁舎は、「市民の安心・安全を守る災害に強い庁舎」を目指し、耐震性能を高めており、通常の1.5倍の地震力に耐える性能を備えています。
現在施工している基礎は、最大で幅3.5メートル、厚さ0.5メートルの基礎を連続させており、一般的な事務所ビルに比べて高い耐震性能を有します。
今後は順次、基礎梁、1階床の施工を進めていきます。
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防寒養生のための上屋設置(令和3年12月)
冬期間、建物の基礎などのコンクリート工事を施工する場合、コンクリートの品質を確保することが重要で、降雪を防ぎ、適切な温度管理を行うことが求められます。
特にコンクリート打設直後は、確実に強度が出るように上屋パネルと防寒シートで覆い、ジェットヒーターを用いて温度管理を行います。
この作業のことをコンクリートの防寒養生や採暖養生などと言います。
上屋の中では、職人さんが基礎の鉄筋を組み立てており、基礎のコンクリート打設に向けて工事を進めていきます。
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捨てコンクリート施工(令和3年11月)
新庁舎建設工事は、地盤改良で所定の地盤強度を確保し、捨てコンクリートを施工しました。
捨てコンクリートは、建築物の構造部を構成する部分ではありませんが、地盤のでこぼこを均し、高さを揃える目的があります。
地盤にでこぼこがあるまま建築物の基礎を造ると、鉄筋の高さや、コンクリートの厚さが不均一となり、必要とされる建築物の強度が確保できなくなるおそれがあるほか、耐久性も低下するため、「捨て」とは表現されますが、重要な部分となります。
写真では、職人さんの手により丁寧に仕上げられていることがわかるかと思います。
捨てコンクリートの施工後は、基礎の位置出し(墨出し)を行い、鉄筋を組み立てていきます。
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地中熱設備工事について(令和3年11月)
新庁舎では、再生可能エネルギーである地中熱を利用した設備を導入し、環境に配慮した「 ZEB Ready 」を達成する庁舎として環境省の補助金の採択を受けて整備します。
地中の温度は1年を通して10℃~15℃前後で安定していることから、外気温度と比べ、夏は涼しく、冬は暖かいため、効率よく熱交換を行うことができます。
地中熱設備工事では、地下100mの深さまで地中熱交換井(ボアホール)を73本掘り、その中に採熱管を挿入して建物内の熱源設備(水冷ヒートポンプチラー)と接続します。
令和3年度は、ボアホールを38本掘削し、次年度以降残りのボアホールや建物までの横引管、建物内の配管などを施工する予定です。
「 ZEB Ready 」とは・・・
快適な室内環境を実現しながら、年間の一次エネルギー消費量の削減を目指した建物であるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)のうち、一次エネルギーを50%以上削減する建物の名称のこと
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地盤改良工事が始まりました(令和3年11月)
11月に入り、地盤改良工事が始まりました。
新庁舎では、事前の地質調査の結果、地表面から浅い位置で固い地盤のデータが得られたため、各種工法を比較し、施工性・経済性に優れる地盤改良としたところです。
この工法は、現地の土壌とセメントをかく拌して固めるため、杭打機のような特殊機械を必要とせず、地下湧水などがあっても施工できることから、施工期間を短縮でき、また、発生残土が少ないなどのメリットがあります。
実際の施工にあたっては、事前に現地の土壌を採取し、室内の配合試験でセメント量を決定しているほか、有害な汚染物質が発生しないか確認をしています。
なお、工事状況はホームページでも随時更新しますが、現庁舎とデ・アイの渡り廊下からもご覧いただけます。
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新庁舎建設工事が始まりました(令和3年10月)
新庁舎建設工事が始まりました。
これから仮囲いなどを設置して工事敷地を区画し、基礎工事を行います。
工事期間中は近隣の皆様をはじめ、市民の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
工事の区画に伴い、デ・アイ駐車場などの利用方法が変更になっています。
下記リンクにてご確認をお願いいたします。
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問合わせ先・担当窓口
企画総務部 総務課 庁舎建設推進室 建設推進係
- 電話:0164-26-2226
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